6月14日(水)にニューアルバム『luminous』のリリースを発表したART-SCHOOL。
昨年リリースした3年ぶりの新譜『just Kids .ep』は、力強さと透明感を兼ね備えた聴きごたえ抜群の楽曲ばかりでした。
今回の記事は、リリース発表から随分期間が開いてしまいましたがTOURの先行予約などを済ませた筆者が今のART-SCHOOLについて熱く語る記事となっています。
新譜『luminous』について
ART-SCHOOL公式のアルバム解説
透明感と同時に存在する狂気を孕んだノイズ・轟音が、美しく調和している世界観を描き、そのイメージをリスナーにも感じて欲しいと思いました。
ART-SCHOOL 木下理樹
ギリシャ神話の様な物語と、残酷な現実・ストリートに生きている人達の心情が融合した世界、色彩のイメージもありました。
また、私がかつて観たウォン・カーウァイ監督の映画の様に、永遠にすれ違い、疾走していく男女の模様も。
それから、夢や、明日を生きていくすべを失った人達への眼差しも。
そんなイメージや情景が沢山、このアルバムを制作している時には浮かんでいて、その頭の中にあるイメージを丁寧に切り取っていく事をしていました。
最高に純度が高い、ART-SCHOOLのアルバムを作るんだという一心でした。
このアルバムを手に取って、聴いて頂けたら、それ以上に幸せなことは無いです。
『luminous』の注目ポイント
- 14年ぶりにGt.戸高がメインボーカルを2曲務める
- ゲストミュージシャンとして、メレンゲのクボケンジ、UCARY&THE VALENTINEが参加
- 極彩色で透明感の溢れる新曲が10曲収録
- 初回限定特典にはジャケットプリントのTシャツが付属
『luminous』のリリース情報

タイトル:luminous
リリース:2023年6月14日
品番:UKDZ-0240
価格:¥3,300(税込価格) / ¥3,000(税別価格)
JAN:4514306020786
『luminous』の初回特典

■Tシャツ【Mサイズ】付初回限定盤
Tシャツサイズ:着丈69cm/身幅52cm/肩幅46cm/袖丈20cm
品番:UKDZ-0240-M
価格:¥6,270(税込価格) / ¥5,700 (税別価格)
JAN:4514306020809
■Tシャツ【XLサイズ】付初回限定盤
Tシャツサイズ:着丈77cm/身幅58cm/肩幅54cm/袖丈24cm
品番:UKDZ-0240-XL
価格:¥6,270(税込価格) / ¥5,700 (税別価格)
JAN:4514306020816
『luminous』の収録曲
01. Moonrise Kingdom
02. ブラックホール・ベイビー
03. Bug
04. Adore You
05. 2AM
06. Teardrops
07. I remember everything
08. Heart of Gold
09. End of the world
10. In The Lost & Found
『luminous』のMV
※ 準備中
ART-SCHOOl LIVE 2023『luminous』
2023/6/18(日)新代田FEVER
open 18:00 / start 18:30
INFO:ディスクガレージ(050-5533-0888)
2023/6/25(日)梅田CLUB QUATTRO
open 16:30 / start 17:30
INFO:GREENS(06-6882-1224)
2023/6/26(月)名古屋CLUB QUATTRO
open 18:00 / start 19:00
INFO:サンデーフォークプロモーション(052-320-9100)
2023/7/14(金)Spotify O-EAST
open 18:00 / start 19:00
INFO:ディスクガレージ(050-5533-0888)
前売り:¥5,500- (税込/ドリンク代別)
※学割1000円キャッシュバック有
チケット発売日:2023年5月13日(土)
チケットぴあ / ローソンチケット / イープラス
『luminous』リリースにあたって筆者の想い

昨年リリースされた『just Kids .ep』から10カ月という早いペースでのリリース。
Vo.木下理樹のTwitterの書き込みから新曲が続々と生まれている予感がしていましたが、10曲というフルアルバムをリリースするとは思ってもいなかったです。
『just Kids .ep』は、透明感のある木下の声質が映えるように音質共にこだわった名作でした。その雰囲気を残したまま新たな楽曲が作られているようなので、心に沁みるようなART-SCHOOLの世界観が別の顔で表現される新譜に期待しています。
luminousという言葉には「明るい」という意味があります。ART-SCHOOLのメンバーからここまで前向きなアルバムタイトルが付くというのは、過去の彼らの経緯からも心から嬉しく思うところです。
昨年のカウントダウンジャパン22/23に参加して、COSMO STAGEで堂々と歌い上げる木下や戸高の姿を見てから半年。再始動したART-SCHOOLは一味も二味も違う存在感を放っているし、メンバーが心から楽しんで音楽と向き合っている姿に感動します。
Bs.中尾憲太郎さんがナンバーガールの活動休止と共に、音楽収録にがっつり参加してくれているのも大きいのでしょう。
Gt.戸高のヴォーカル曲が2曲も収録されている点も感動しました。14年前の最後のヴォーカル曲は、『14SOULS』に収録されている「Grace note」以来です。これだけでも今回のフルアルバムに懸ける意気込みを感じます。
嗚呼、ありがとう。
今のART-SCHOOLめちゃくちゃ好きだな。
筆者が学生の頃から15年以上聴いているバンドが、今もこうやって新しい音を届けてくれるのは胸が熱くなるものがある。どの時代のART-SCHOOLも聴く人と同じように波打つ時代の流れがあって好きです。
木下がTwitterで毎日のように音楽といっしょに「目が覚め…おはよう」ってつぶやくのも好きで、寝る前に長文の独り言をつぶやくのも全て好きだ。
新譜を引っさげたツアーについては、4月7日~4月16日に行われていたオフィシャルHP先行予約で無事チケットを取ることができました。愛知の名古屋クラブクアトロに参加します。6月は、ART以外にもsyrup16gやPeople In The Boxのツアーに参加するので、非常に濃い月になりそうです。
ライブといえば、5月には「VIVA LA ROCK 2023」にART-SCHOOLが参加します。筆者は残念ながらビバラには参加できそうにないのですが、アプリ配信を楽しみに待ちたいと思います。
新譜『luminous』の最新情報や、収録楽曲のMVが公開されたら改めて記事にさせていただきます。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後となりましたが、ART-SCHOOLの名曲をまとめましたので是非聴いてみてください。
新曲までに聴いておきたいART-SCHOOLの名曲
全22曲をプレイリストにまとめました。
思い出深いART-SCHOOLの名曲を堪能できるプレイリストとなっています。彼らの音楽に触れて新曲へ想いを募らせてみるのはいかがでしょうか。
今でもライブで頻繁に歌われる初期楽曲「ロリータキルズミー」で始まり、疾走感のある「APART」「ジェニファー’88」「Chelsea Says」が中盤を盛り上げます。
学生時代にバンドマンを追い続けた筆者が、たくさんのライブや友達への布教でART-SCHOOLの輪を広げていった名曲揃いです。初めて彼らの音楽に触れるという人でもすべて聴き終えた頃には虜になっているはずです。