ASIAN KUNG-FU GENERATIONの魅力を余すことなく紹介するページ

当記事はASIAN KUNG-FU GENERATIONの紹介ページです。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとは

ジャンル

J-POP, ポップ・ロック

結成

1996年。

デビュー

2003年:アルバム『崩壊アンプリファー』『君繋ファイブエム』、シングル『未来の欠片』

特徴

90年台からの邦楽ロックシーンを牽引するロックバンドのひとつ。

それまで全盛であった【英語で轟音を打ち鳴らすロック】から【日本語で日本のロックを掻き鳴らす】という方向性に重きを置いて活動を始める。40歳を超えた今も一切ぶれることなく邦楽ロックを届け続けている、現代のジャパンロックの土台を築いたバンド。

日本を超えて世界でも高い評価を受けており、海外でのライブや海外アーティストとのコラボなどもある。また、NANO MUGEN FESという主催ライブをメジャーデビュー前から手掛けている。

バンドのジャケットを手掛けるイラストレーター:中村佑介さんの絵は、彼らのバンド活動を通して更に人気を博すこととなる。

 

メンバー

Vo. 後藤正文 (ごとうまさふみ)

誕生

1976年12月2日

出身地

静岡県島田市

楽器

ギター

人物

どこにでもいるような眼鏡をかけた冴えない男性。その第一印象からは想像もできないような、ロックに対する熱い姿勢を音楽に込めた人物。日本語特有の音の響きをそのまま載せた楽曲作りが得意。

バンド結成から数年はeastern youthなどのアーティストに影響を受けた、シャウトが特徴的な熱情型の歌い方だった。近年では声色の変化や、年齢を重ねたことで歌い方がマイルドになっている。初期の頃はぺったんこヘアーだったが、最近では髪をハネさせてパーマカットにしている。

主に作詞・作曲を手掛けており、楽曲提供やプロデュースも行っている。

Gotch(ゴッチ)としてソロ活動も行っており、数枚のアルバムをリリースしている。

Gt. 喜多健介 (きたけんすけ)

誕生

1977年1月24日

出身地

神奈川県横浜市

楽器

ギター

人物

バンドのリーダー。アジカンがアジカンである所以ともいえる『アジアンテイストな間奏&メロ』を生み出すギタリスト。愛用するGibson Lesと2本のFenderから生み出されるギター音は、少し聴いただけでアジカンの音楽であることが分かるほどの世界観を生み出している。

エンジェルボイスと称される高音のボイスは、Vo.後藤の声に完璧にマッチしている。また、これまで5曲のメインボーカル曲があり、主にシングルのカップリングとして起用されている。(「嘘とワンダーランド」「シーサイドスリーピング」「タイムトラベラー」「八景」「お祭りのあと」)

Ba. 山田貴洋 (やまだたかひろ)

誕生

1977年8月19日

出身地

静岡県富士宮市

楽器

ベース

人物

大学の部室内に一人でいたところ後藤に好きなバンドを聞かれ、「The Beatles」と返答したため即スカウトを受けて加入した。

ライブではほとんど動かないが、表情は豊かで笑顔の素敵な方。愛称は「山ちゃん」。

バンドの音楽は基本的に後藤が案を上げてくるが、山田が持ち込んだアイデアやコード進行から楽曲が作られることも多い。有名なシングルカットの曲の多くは山田の持ち込みが発案だったりする。(「アフターダーク」「Re:Re:」「サイレン」「Dororo」等)

Dr. 伊地知潔 (いぢちきよし)

誕生

1977年9月25日

出身地

神奈川県鎌倉市

楽器

ドラム、ギター、ピアノ

人物

1999年5月に遅れて加入した。

中学時代はマーチングバンド部に所属しドラムスの基本が身についたとのこと。ドラム以外にもピアノ演奏ができることから、『月光』では伊地知の演奏が使用されている。

ドラムの腕も非常に高い。ドラムスのスクールで高難度として扱われている楽曲「ブルートレイン」は、伊地知の完璧なまでに練られた打ち込みに魅了される。

若い頃はチャラ男だったことがメンバーから暴露されたが、今では笑顔が眩しい優しいお兄さんという印象だ。十字架のペンダントは容姿の為ではなくクリスチャンであることが理由。

料理が心から好きで「心が落ち着く瞬間」と語っている。雑誌『SODA』にてフジファブリックの金澤ダイスケと共に「Session in the Kitchen」を連載しレシピ本も出版した。フェスでは「KIYOSHI’S KITCHEN」という屋台を出店している。後藤からは「本業どっちだよ!」といじられている。

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲

今までに多くの名曲を残してきたアジカン。

彼らの音楽の軌跡を辿るように、数曲をピックアップしながら魅力をお届けしたいと思います。

パワープッシュとして起用されてから一気に表舞台へ

「遥か彼方」

正式な音源となる「崩壊アンプリファー」が2002年に完成すると、メジャーデビュー前にも関わらずアニメ「NARUTO」のオープニングテーマに起用される。ここから一気にパワープッシュとしてCX系ELVISに出演し、新人ながら5回の特集が組まれることとなった。

同年、2002年のFUJI ROCK FESTIVALには新人とは思えない熱量で初出演することになる。

「未来の欠片」

その後も平成のロック街道を突っ走ることとなり、2枚目のアルバム「君繋ファイブエム」ではロックの本質と情熱を余すことなく打ち込まれることになった。シャウトを効かせるような後藤の歌声は、まさにロックファンが待ち望んでいたものだったのだ。

当時、眼鏡をかけたバンドヴォーカルは少なくなかったが、ここまで多くの人に自然と受け入れらる音楽を届けた眼鏡ヴォーカルはいないだろう。

翌年、2003年にキューンレコードからメジャーデビューすると、正式に「崩壊アンプリファー」がリリースされることになった。その後リリースされたメジャーデビューシングルの「サイレン」は今でも名盤として数えられており、収録された2曲「サイレン」「サイレン#」は楽曲の基本設計が同じながら曲調を変えるという工夫がされている。このサイレンは2曲をある地点から合わせると楽曲がリンクするように作成されている。

「リライト」

5thシングル「リライト」は彼らの代表曲としても有名な楽曲。

「消して リライトして」というフレーズを叫ぶように歌う様は、ロックの歴史に名を刻んだ瞬間でもありました。思春期真っただ中の筆者は、人は見た目じゃないんだということを心から理解した瞬間でした。多くの若者の心に抜けない棘を植え付けたことは間違いありません。

2016年には、本曲を収録した名盤「ソルファ」を再集録する企画が持ち上がり、リライトも新録版として「リライト 2016ver」が制作されました。音源としては非常に良いものでしたが、2016verのミュージックビデオは非常に評価を付けずらいものになってしまいました。メンバーの周りにいる取り巻きさえいなければ良いMVだったと思います。

「或る街の群青」

その後も、多くの名曲を生み出し続けたアジカンですが。ロックの世界に大きな影響を与えることとなった名曲「或る街の群青」が2006年にリリースされます。

伸びのあるギターと、通常の進行からは逸脱するように設計された楽器隊とヴォーカルの歌詞。1曲にバンドが魅せる部分がすべて詰まっている構成になっています。音楽性の高さで言えば同曲付近でリリースされたものの中では群を抜いていて、この曲がアジカンの代表曲になっても不思議ではない完成度です。

この時期では、CMソングやアニメソング、映画などのテーマソングに起用されることも増えており。「或る街の群青」は映画『鉄コン筋クリート』に使用されています。映画と完璧にマッチする楽曲で、筆者が思うにタイアップ楽曲のマッチ性が非常に高いバンドであると評価します。以降も、数多くのタイアップがありますが、特にアニメ関連はどれもが高いマッチ性を有していると思います。

「藤沢ルーザー」

12thシングル「藤沢ルーザー」は、2008年にリリースされた江ノ電アルバム「サーフブンガクカマクラ」のリードシングルです。

この「サーフブンガクカマクラ」は私が一番好きなアルバムです。曲名がすべて江ノ電の駅名が付けられており、その地域にマッチするような楽曲制作がされている面白いアルバムになっています。

アジカンの楽曲は旅をしたりドライブをするのにちょうどいい雰囲気だったりしますよね。本アルバムを通して私が気付いたのは、後藤の声質と音楽が日常生活に融和できるという点です。私生活を邪魔しない、逆に情景を引き立てる役割をしっかり担っていると感じました。

この藤沢ルーザー周辺の楽曲を通して、アジカンがここまで人気を博すバンドになった所以というのを改めて理解することができたのです。

「ソラニン」

浅野いにお原作の漫画「ソラニン」の、実写映画主題歌となった楽曲。

作詞を原作者の浅野いにおさん本人が手掛け、その歌詞にアジカンがメロディを肉付けしました。

まさに映画に登場するシーンや想いが詰まっていて、彼らの共作楽曲の中でも最高の評価を得ている楽曲。アジカンの代表曲として現代でも受け継がれており、「リライト」から代表曲が移行した瞬間でした。アジカンの紹介映像やバックミュージックで起用されることが多く、アジカンの歴史の節目とも言える曲です。また、映画ソラニンのエンディングにはカップリングの「ムスタング」が起用されており、こちらの評価も同様に高いものとなっています。

冒頭の切ないギターから始まるAメロ、実際に原作で使用された言葉を使用したサビへと続いていく流れは非常に完成度が高いです。アジカンの楽曲は、不思議と自分の暗い部分をポジティブに変えていってくれる。どんなに暗い場所にいても、音楽の力で引っ張って行ってくれる。そういう後押しをしてくれるミュージックなんだと、いつもいつも気付かされます。

 

2021年に収録された一発撮りコンテンツ「 THE FIRST TAKE」では本楽曲を演奏しており、470万再生、11万を超える高評価を得ています。

「迷子犬と雨のビート」「荒野を歩け」

ソラニンのリリース後に発売された楽曲「迷子犬と雨のビート」は私が特に好きな楽曲です。公式からはミュージックビデオが削除されてしまった本曲ですが、楽曲としてはピカイチに素晴らしいものでした。

アニメ「四畳半神話大系」のテーマソングでもあり、私がこよなく愛する小説のアニメ化に起用されてたということで飛んで喜んだのを覚えています。同アニメは、アジカンのジャケット絵を担当している中村佑介さんがキャラクターデザインに携わっている作品なので、両者ともに深い繋がりがあります。

また、同様のスタッフと中村佑介さんがデザインを手掛けるアニメーション映画「夜は短し歩けよ乙女」のテーマソングに、アジカンの「荒野を歩け」が起用されています。「夜は短し歩けよ乙女」は私が学生時代に小説を読んだことがあるため、映画館まで直行するほどに嬉しい映画化でした。ふと思い返せば、小説の表紙は中村さんの絵だったように思います。無意識に色んなところで繋がっているもので面白いなぁと思いに耽りました。

2作品共に非常に面白いので、是非チェックしてみてください。

また、2022/09/30(金)には、四畳半神話大系の続編、『四畳半タイムマシンブルース』が全国公開されます。ディズニー+では独占先行配信されるため要チェックです。

アジカンの新曲「出町柳パラレルユニバース」が使用された特報は必見です。

四畳半神話大系 公式

夜は短し歩けよ乙女 公式

新作:四畳半タイムマシンブルース 公式

「スタンダード/Standard」

8thフルアルバム「WonderFuture」では、コリ固まったバンド活動を一旦リセットするかのように、原点回帰となるような楽曲を多く収録しました。同時に、ロックバンドとして更なるステップへと上がるために、英語詩の歌詞カードを封入して、海外向けを意識した楽曲作りが行われました。

「WonderFuture」のみ、アルバムジャケットが中村さんのイラストを使用しない異質なスタイルで制作されています。異例づくめのアルバムでしたが、楽曲は重厚なものが多く、バンドとしてアダルトな旨味を全面に出すことに成功しています。

もともと海外では、アニメ文化が流行っているためアジカンの存在を認知している人は一定層居ましたが、本作のリリースはその枠をさらに広げることに成功したと言えるでしょう。現に、海外でのライブは大成功し、YouTubeのコメント欄は、日本のコメント7割、海外のコメント3割といった状態です。

この時期から、サポートキーボードが入って5人体制でライブを回ることが増えました。

 

その後も、「廃墟の記憶」ではストレイテナーのホリエアツシとタッグを組んだり。

手塚治虫のアニメ作品「どろろ」では楽曲「Dororo」がオープニングテーマに起用されています。

「触れたい確かめたい(feat.塩塚モエカ」

近年では、『聴かせる楽曲』も増えてきました。

10年以上前はロックバンドとしての荒波を駆け抜けたアジカンですが、今やその存在は大きなものとなり、タイアップやCMソング等どんどんその幅を広げています。本楽曲は、大泉洋が出演するダイハツ工業「タント」のCMソングに使用され、1日に2回は必ず見るほどのロング起用となりました。

「ダイアローグ/触れたい確かめたい」は欧州のツアー中に収録されたもので、ロンドンでレコーディングされた1曲です。

もともと2枚のシングルを同時リリースする予定だったので、それぞれにカップリング曲が用意されており、ジャケットも2つありました。ジャケットが2つある楽曲はアジカンとしては初の試みです。カップリングの「ネクスト」はメンバーがリモート制作した楽曲であり、コロナ過という時代を映した楽曲でもあります。

近年の楽曲「プラネットフォークス」

「You to You」

10thアルバム「プラネットフォークス」はコラボ楽曲が多く収録されており、その完成度の高さも熟されたものになっていました。「You to You」はROTH BART BARONとコラボしており、横揺れを誘うような美しいメロディと、高音と低音が入り混じる【重厚】でもあり【新鮮】でもある楽曲となっています。昔からのファンとして、本当に素晴らしいステージに上り詰めたなぁと切なくも嬉しい気持ちになります。

「エンパシー」「フラワーズ」

アニメ映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」の主題歌。このエンパシーの存在が近年のアジカンの存在の大きさを感じさせます。

「エンパシー」は、私が学生時代に見ていたアジカンをそのまま見ているかのようでした。「遥か彼方」や「リライト」から十数年経っていますが、まだこれほどに胸に刺さるアニメ楽曲を作ってくれることに感謝しかありません。

また劇中歌「フラワーズ」は、現在のアジカンの良さが滲み出ている楽曲です。「エンパシー」よりもこっちの方が個人的に好きかな―。美メロだけれど、それだけで終わらないものがあります。今のアジカンは、音楽活動としても、人間としても、いい味出てますよね。

昔のギラギラが好きな人も、間違いなく今のアジカンも好きなんです。

そしてこれからも。

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとの出会い

出会いは中学生の頃、友達と最新のロックバンドのCDをお小遣いで買うことを決めてタワレコにいった時。

自分が「君繋ファイブエム」を買って、友人が9mmの一番最初のアルバムを買ったのが始まり。

学生時代の自分にとって、アジカンは自分を埋めるものになっていきました。

この当時は THE BACK HORNを主に聴いていたので、アジカンと半々にしながら聴きまくって歌詞なんて全部覚えちゃったりして…多くの時間をつぎ込んだバンドの一つになりました。

昔、高校生くらいの頃に yahooブログを趣味で運営していて。アジカンやその他バンドの普及に躍起していたこともあります。当時はアジカンの認知度は低くて、クラスメイトも「リライト」と「遥か彼方」くらいは知ってるかなっていう状態でした。そこから、じりじりと普及活動をしていって彼らの音楽を広めていきました。友達のコピーバンドも観に行ったし。実際にアジカンのライブも何回も足を運びました。

地元、静岡県出身のメンバーが2人いたので。地元に来るときは路上ライブなんかも観に行きました。最後に行ったライブは、アクトシティ大ホールに来た「Wonderfuture」のライブでしょう。6年くらい前の話でしょうか…結構経つなぁ。

今でもその関係は変わらず、ずっと聞き続けているバンドとなりました。アジカンにハマった人って、一時期も離れることなく追い続けますよね。

 

 


 

筆者がオススメする楽曲5選

  • 夏蝉
  • 夕暮れの紅
  • 海岸通り
  • 由比ヶ浜カイト
  • 或る街の群青

「夏蝉」

アジカンが主催するフェス「NANO MUGEN FES」で披露された楽曲。

2008年のフェスアルバムに収録されている。

歌詞とメロすべてが自分の青春に突き刺さった楽曲。PVはちょっと微妙。

 雲の影まで焼け付くような白い太陽だった

 それも午後には見失ったな 愛車 ワイパー 雷難

 叩くような雨粒が 窓辺を濡らす傘の上

 迷い込んだ蝉の音が 染み入るような夕べ 夕べ

この1番の歌詞だけでも情景が浮かぶます。

終盤の「夏蝉 夏蝉 なにもないな」という歌詞は、夏蝉という音を「Nothing」にかけて

「Nothing Nothing なにもないな」と歌っている。夏の日のぽっかりとあいた空洞を夏蝉にかけている非常にオシャレな一曲。

 

「夕暮れの紅」

「リライト」のカップリングとして収録されているB面。

正直、リライトよりも名盤。筆者はリライト目当てでシングルを購入したときに、2曲目のこの曲が格好良すぎてビビった思い出があります。リライトはほとんど聞いてない状況で、この曲の存在感の大きさを今でも感じています。

始まりの前に「意味ない」なんて言わないでよ

溢れ出す何か、継ぎ接いだ想いが刺さっている

漠然と未来を夢見ても明日だって不安で笑って泣く

夕紅という、夕暮れ時の空の色を歌詞タイトルに付ける辺りが非常にエモい。

夕暮れ時の空に向かって独り言のように想いを馳せている歌詞。大好きな曲です。

 

「海岸通り」

アルバム「ソルファ」に収録されている楽曲。

多くを歌詞に載せない、それでいて情景をイメージさせる。

最初のメロ部分の歌詞で楽曲に込めた前提条件を揃えているところ、最後はサビと大サビでしめる。リード曲になってもいいくらい完成度の高い曲です。サビのメロディに歌詞を載せすぎない、この丁度よさが後藤のソングライターとしての魅力を感じます。

歌詞は最初から最後まで全部いいので、もう何も言うことなし。自分がヨボヨボの歳よりになっても、ずっとこの曲で涙流すと思うし。ずっと歌い続けられる曲だと思う。

夕日で朱に染まる

寄せては返す記憶

今日という束の間の永遠だけ此処に刻む

丘から見下ろせば

青い海

春が霞む

桜の並木では花びらと君が笑う

あれがない、これもない

どんな希望も叶えたい欲張り

そんな僕らの足りないものだけそっと包むように

夕凪の最後には優しく揺らぐ風

海岸通りに春が舞う

この歌詞を綴った後藤正文は凄すぎます。これ聴いていたの中学生くらいの時だと思うんです、それでも聴いて泣きましたから。歳を重ねて今、更に膨らむ思いがあります。

 

「由比ヶ浜カイト」

「サーフブンガクカマクラ」に収録されている楽曲。

自分も、江ノ電に乗って「由比ヶ浜駅」からテクテク歩いて訪れたことがあります。水が引いても砂地が水面のように湿っているんです。【トンビに食べ物が狙われます】という注意書きが張られていて、遠くの空にはトンビがふわふわ。

鎌倉海浜公園の芝生から眺める景色は最高です。

歌詞にも、目的もなくふらっと訪れて「君」のことを想うという自然体な姿が描かれています。

溜め息つくように気の抜けたビール

CとOと凹凸 夢のように消える

隙間だらけの小さな心に

無理に流し込んだのは他愛もないこと

目的な別にないよ

上空に何度も弧を描くトビ Oh

嗚呼

何時か僕が見つけて その手を握るよ

特別なことはないよ 秀逸な才能もないけど

それでも何度も君を探して 空に何度も弧を描くトビ

Oh ラララ

 

「或る街の群青」

アジカンを代表する曲「或る街の群青」。

先にも記載したとおり、この曲だけは外せません。

何歳になっても、一生、歌い続けていきたい。

開いた両目から

堰を切って流れるすべてを集めて

君と僕で浮かべよう

助走もつけずに思い切って飛び乗る

蹴り出す速度で

何処までも行けるよきっと きっと

光だって闇だってきっと

 

下記のリンクから上記5選を視聴&購入可能です。

ASIAN KUNG-FU GENERATION(5選)リンク

■AppleMusic:ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

 


 

以上で、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの紹介は以上となります。

本ページは随時更新していきます。

 

また当サイトでは、彼らの音楽に対するページや、その他バンドの関連記事を上げていきます。

直近では「応援するバンド」の紹介ページを作成していきますので宜しくお願いします。

 

リンク

ASIAN KUNG-FU GENERATION 公式

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