本日 (2022/07/24)に行われているサンディエゴコミコン2022 (SDCC2022)。
マーベルの最新情報が公開されるということもあり、Twitterや公式情報局からの速報を待つ多くのファンが一喜一憂しました。フェーズ5の全貌とフェーズ6の作品のラインナップが一気に公開され、マーベル大好きな筆者も興奮でボルテージ急上昇。
フェーズ5に入る前に、フェーズ4最後の作品となる「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の最新映像と公開日が公開されたこともあり、直近のマーベルファンの宴が止むことはないでしょう。
MCUフェーズ4:残すは3作品
フェーズ4はマーベルマルチバースの始まりとなるフェーズであり、新生アベンジャーズ (ヤングアベンジャーズ) 誕生までのバトンパスを行うフェーズでもあります。
「ワンダビジョン」から始まったフェーズ4は、今回のコミコンまでは「ザ・マーベルズ」「ガーディアン・オブ・ギャラクシー3」「アントマン3」までが入ると想定されていましたが、正式に「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」までと明言されました。
ということで、残すフェーズ4作品は
「アイ・アム・グルート」「シーハルク」「ブラックパンサー」の3作品となります。
「アイ・アム・グルート」は配信前から既に続編の製作が決定しているという情報も展開され、更にはオフィシャルトレーラーも公開されました。同様にブラックパンサーは今回のコミコンの目玉の一つとも言えるタイミングでティザー映像が公開されました。
ブラックパンサーは、フェーズ3で演じていたティチャラ役のチャドウィック・ボーズマンが亡くなったことを受け、その意思を継ぐように妹のシュリが主人公になっています。シュリがティチャラとワカンダ全域の意思を継いで活躍する展開に胸が締め付けらる思いです。コミコンで公開された最新映像も、ティチャラ(チャドウィック氏)を追悼するようなカットがあり、彼の意思を背負っていく想いが感じられます。
「アイ・アム・グルート」と「シーハルク」は放映時期が重なるため、8月~10月にかけても楽しみがてんこ盛りという状況です。
今年は、フェーズ4を締めくくる傑作で最後まで盛り上がりたいと思います。
アイ・アム・グルートは8月10日からDisny+で配信開始。
先日、ロケット役のブラッドリー・クーパーが声優で続投することが判明したアイ・アム・グルート。
「ホワットイフ?」ではロケットの登場はあったものの話すシーンが無かったため、Disny+でクーパーは登場しない可能性が浮上していました…しかし、その沈黙を破るような朗報でファンは大いに湧きました。
可愛いグルートの冒険は、ガーディアンズオブギャラクシーの正史にはならない可能性があるとのことですが、マーベルシリーズの映像作品としては正史として扱われるそうなので。今後のマーベル映画に繋がるストーリーが展開されることに期待です。
シーハルクは8月17日からDisny+で配信開始。
シーハルクには、初代ハルクのヴィランとして登場したアボミネーションや、ドクターストレンジの師範&相棒のウォン。更には、最新作に大きな期待がかかる「デアデビル」の登場が確定しました。2024年には、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信も予定されているため、ファンとしての期待も大です。
更に、デアデビルの俳優チャーリーコックスは、『エピソードごとにどんなマーベルキャラクターが出演するか予想できない』と発言している為、予想していないキャラクターの登場もあり得る作品です。
ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーは11月11日に上映開始。
MCUフェーズ5:全貌が明らかに
ということで、今回のコミコンではフェーズ5の全貌と公開予定日が全て展開されました。
タイトル一覧は以下となります。
■ アントマン・アンド・ワスプ:クワントゥマニア (2023/02/17)
■ シークレット・インベーション (2023年春)
■ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3 (2023/05/05)
■ エコー (2023年夏)
■ ロキ:シーズン2 (2023年夏)
■ ザ・マーベルズ (2023/07/28)
■ ブレイド (2023/11/03)
■ アイアンハート (2023年秋)
■ アガサ:Coven of Chaos (2023~2024年冬)
■ デアデビル:ボーンアゲイン (2024年春)
■ キャプテンアメリカ:ニュー・ワールド・オーダー (2024/05/03)
■ サンダーボルツ (2024/07/26)
素晴らしいラインナップですよね。
公式からフェーズ4~6はマルチバースを描く作品群と紐づけられているということなので、Disnyに統合された作品「エコー」「ブレイド」や「デアデビル」などの作品が並びます。
2024年に予定されている「サンダーボルツ」では、MCU作品のヴィラン達が組んだ新チームの活躍が描かれます。キャストの配役として、「シビルウォー」で暗躍したバロン、「ブラックウィドウ」で生かされたタスクマスター、「ファルコン&ウィンターソルジャー」のヴァレンティ―ナ、「ハルク」のアボミネーションという多種多様なキャラクターの登場が決まっています。
非常に楽しみな作品が並んでいますよね。
筆者の大好きな「ガーディアンズオブギャラクシー」も1年以内に放映されるので、既にワクワクが止まらない状況です。PS4/PS5でプレイすることができるゲーム版ガーディアンズオブギャラクシーも現在プレイ中なので、この熱をこれからのMCU作品に持っていくことができれば良いなぁと思っています。
更に、ガーディアンズオブギャラクシーVol3には、”ハイ・エボリューショナリー”や”コスモ”が登場することが名言されているため、マーベルファンも大いに沸いています。
そして、フェーズ5からは『征服者カーン』とのバトルを描く展開が開始されるとのこと。
『征服者カーン』と言えば、最大の敵であり、元祖マーベルコミックの主要人物の一人です。

ファンタスティック4の主人公「Mr.ファンタスティック」の子孫でありながら時空の狭間に飛ばされて悪のヴィランと変貌してしまった悲劇のキャラクターです。彼は、飛ばされた40世紀の世界を征服し、その力を試すために20世紀と21世紀のアベンジャーズに戦いを挑みます。その時に抵抗したアベンジャーズが、フェーズ5以降の主要メンバー『ヤングアベンジャーズ』になるため、今後の映画の主軸はカーンとなるでしょう。
カーンはドラマ版ロキのラストで「在り続ける者」として登場しています。

ロキの放映当初、アントマン3にカーンが登場することがリークされており、カーンの配役がジョナサン・メジャースであることが明かされました。そして、ロキにもジョナサン・メジャースが登場したことにより「在り続ける者」が「征服者カーン」の変異体であることが噂されたのです。
しかし、製作者曰く、ロキに登場した「在り続ける者」はカーンとは別の存在であると名言しています。この食い違いの謎がフェーズ5で明かされることは間違いないので注目すべきポイントです。
原作の『征服者カーン』は上記のヤングアベンジャーズとの闘いに敗れ、以降各世界線のカーンを収拾して協議会を開いて世界の秩序を均衡に保つために注力しました。これはロキの「在り続ける者」の描写と酷似しており、実際にロキで「在り続ける者」の発言からも設定上同じであることが濃厚です。原作では、とある理由からタイムキーパーという組織をアベンジャーズの力を利用して粉砕することを目的としており、一時は味方として手を組むことになります。しかし、タイムキーパーとの戦いに勝利した後は、またしても21世紀のアベンジャーズに攻撃を再開します。
その一連の戦いがフェーズ5から、後述するフェーズ6で描かれるのでは? と筆者は予想していますが、映画の展開は都度変わっているため大きなどんでん返しも期待できます。
そういう ”妄想” をするのもマーベルの楽しみの一つであり、多くのファンの方と共有したい部分でもあります。
MCUフェーズ6:アベンジャーズ2作品が決定
タイトル一覧は以下となります。
■ 映画 ファンタスティック・フォー (2024/11/08)
■ 映画 アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナシティ (2025/05/02)
■ 映画 アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ (2025/11/07)
その他にタイトル未定作品が8作品。
このタイトル未定作品には、既に公開が決まっている『アーマー・ウォーズ』と『デッドプール3』が含まれているとのことです。
ここで注目すべき点は2つあります。
まず1つ目は、アベンジャーズのサブタイトルに征服者カーンの名前が入っているということ。
カーンという存在は歴史改変や分岐世界によって複数の存在に分かれてしまっているため、年齢、見た目、内面が大きく異なる存在が “たくさんいる” 設定となっています。前述したカーンとのバトル以外にも、映画限定のシナリオになる可能性も大いにあります。そういう新しい世界を見せてくれそうなサブタイトルでもあるので、ファンとしては大いに期待が持てる発表でした。
2つ目は、シークレットウォーズというサブタイトル。
これは、原作にも存在する「マーベルスーパーヒーローズ:シークレットウォーズ」から来ているものと思われます。

シークレットウォーズは、クロスオーバー作品として「アベンジャーズ」「X-MEN」「ファンタスティック4」のメンバーが終結した作品で、あまりの人気に続編まで発刊されるほどでした。当初は版権元の違いから集まることのできない作品が集まる『スマブラ』のような作品として親しまれた作品でしたが、今や版権すべてがDisnyに集約されていますから容易に実現が可能です。
このタイトルを持ってきたということが、版権の垣根を超えて、マルチバースという方法を取りながら映像化してきたマーベルのすべてが詰まっている気がしてなりません。
今年放映された映画「ドクターストレンジ:マルチバースオブマッドネス」では、X-MENでプロフェッサー役を演じたパトリック・スチュワートがそのままの役で登場しましたよね。マーベルの映画製作チームは、”イルミナティ”のように映像化できるか不安だった要素を少しずつ実現することで、ファンの期待をすこしずつ膨らませてきました。
その集大成がシークレットウォーズで爆発するでしょう。
この新情報達にポップコーンで宴する筆者
ここからは、いつも通りの “語彙力0” でお送りします。
止まるんじゃねぇぞ!

うぉぉぉぉぉ!

うぉぉぉぉぉぉん!


こんなの宴だろ!

ということで、Amazonプライムデーのセールで購入した1kgのポップコーンと、リロ氏のオススメしていたポップコーンシリコーンで盛大に宴を開きました。もちろん1本50円のペプシ生ZEROで。
止まんねぇよ、今回は油の量もかなり控えめで作ったから超ヘルシー!
市販や映画館のポップコーンとは比べ物にならないほどに軽くてヘルシー!
コーンよ、ポップさせてくれてありがとう (唐突な悟り)
俺は、マーベル世界でカーンが暴れ回ることを妄想しながら、現実世界でポップしちまったコーンを食べる。
ポップしちまったコーンうまい。
ちなみに、アイキャッチ画像はポップしたコーンを持つカーンです。
しょうもな!
差し当たっては
午後から走る予定です!