スプラトゥーン3前夜祭感想。”手堅く+軽く+面白い”完璧な布陣でした。

スプラトゥーンという任天堂のゲームを御存じだろうか?

イカリングという人間に変身できるイカがインクを飛ばして領地を塗り合うアクションシューティグゲームです。2015年5月に第一作目が発売され、2017年1月には二作目がリリースされました。

大乱闘のキャラクターで参戦したことで、正式に「イカリング」という名称をもらったイカ。筆者も第一作目の中盤から本ゲームをプレイし始め、2もある程度嗜んだプレイヤーの一人。何年やっても地を這うような底辺にいる筆者ですが、ある程度の知識があれば相手のプレイヤーを倒さずとも貢献できるため老若男女楽しめるゲームです。

深く解説すると、頭おかしくなるほどの文字数となるので

今回は筆者 (kaminote) の目線で、今回の前夜祭を語ろうと思います。

 ※ 前夜祭を終えて、総括を記載しました。

 

前夜祭がはじまりました

そんな、スプラトゥーン

第三作目が2022年9月9日にリリースされるということもあり、「前夜祭」が本日9:00~21:00までの12時間無料で開放されます。特に予約も無しで、製品版に近いプレイできるということもありswitchユーザーの大多数が参加すると予想できます。

 

スプラトゥーンには定期的に実施される対抗戦に「フェス」というルールがあり、お題に沿って自分が応援するチームを選んで他のチームとバトルします。「前夜祭」では『いちばん強いのはどれ?』がチーム対抗のお題となり、グー・チョキ・パーの3チームに分かれて争うことになりました。

筆者は「グー」チームに所属しましたので、グーチームの一員として「チョキ」「パー」と戦うことになります。前段階の投票予想では「グー」チームが他のチームより人数が多いそうですが、このルールに人数はそこまで関係なく、各対抗戦ごとの勝利ポイントの蓄積によって決まります。

オマツリガイを多く持っている人がいれば「100倍マッチ」や「333倍マッチ」が発動する可能性もあるとか…ぶっ壊れてる。

12時間という短い時間で、どこまで本腰入れてバトルができるかは未知数ですが筆者も頑張って貢献しようと思います。まずは、トレーニングルームで各武器種/各スペシャルの性能を確認することに専念してからバトルに赴きたいと思います。

 

新要素「トリカラバトル」

ゲームモードは様々ですが、スプラトゥーン3から新たに追加されたバトル「トリカラバトル」が気になる存在です。

「トリカラバトル」はフェス後半に行われるモードで、中間発表で2位, 3位のチームが1位のチームを挟み込むような陣営でバトルする新モード。2位と3位のチームから2人ずつ、1位のチームから4人が選出されて行う”なわばりバトル”で、2位と3位のチームはマップ中央にある「スーパーシグナル」という装置を一定時間奪うことで大規模の領地を塗ることができる「マトイ」を飛ばすことができるとか。

豆知識になるのですが、マトイとは江戸時代の消火隊が持っていた旗の一種です。上に掲げて火事の場所を伝える目印のようなものですね。今作は、そのマトイを掲げることで先端の風受けからインクを放出するようです。

今回の新バトルでは、敵同士とはいえ “2位チームと3位チーム” の合同戦線もありえるので過去作以上のカオスが期待できます。”塗りが弱い武器種” を持つ場合、スーパーシグナルを取らないと必然的に勝てない構図になると予想できるので、 “塗りが強い武器種” で序盤は挑んでコツを掴む必要があるでしょう。

 

 

 

新アクションと新武器

今作からは「イカロール」「イカノボリ」「イカスポーン」という新モーションも追加されますし、新武器種「ストリンガー(弓)」「ワイパー(斬撃)」、新スペシャルが10種類も追加されます。上記2種類の新武器は領地を塗る範囲は直線的ですが、プレイヤーに大ダメージを与える攻撃が多く備わっていますので、新武器の使用感を確かめるプレイヤーが多い前夜祭はシバキ合いが多く発生することでしょう。

筆者は、今まで本体据置タイプでプロコンを使用して前作をプレイしていました、当時はパラシェルターという傘タイプの武器と、ダイナモという巨大なコロコロを持ち武器としていました。ただ、現在はswitch本体を兄の子供に貸しているためSwitchLightでプレイせざるを得ない状況になっており、初心者の人と同じような動きになってしまうでしょう。こればかりは仕方ないので、一通り武器を試したら「わかばシューター」等の塗が強い武器で貢献しようと思います。

本作では、プレイヤーの外見カスタマイズ以外にも、自分専用のロッカーのカスタマイズや、プレイヤーカードのカスタマイズも充実しているとのことなので、そういうやり込み要素もチェックしたいところですね!

 

新スペシャル一気見

ウルトラショット

※ 動画撮り忘れ。

コンパクトなホコショットを3発撃つことが出来ます。直撃220、爆風150という驚異のダメージを与えることができます。近くにいる仲間がウルトラショットでやられると、連鎖インクダメージも大きく巻き込まれてやられてしまいます。

グレートバリア

大型のバリアを発生させる装置を足元に設置します。バリアは外からのインク攻撃を防ぐが、相手自体の侵入は防げません。内部の設置や頂上の部品にダメージを受けると早く壊れてしまうのと、攻撃を受けるたびに小さくなっていく仕様なので、すぐに破壊されてしまうでしょう。全方位ガードという破格の性能なので、場面によっては非常に強いスペシャルです。

ショクワンダー

インクをまとった状態となり、Rで触手を伸ばして接地面に移動します。接触ダメージがあり更にはメインウェポンが使えます。使用中にダメージを受けると効果時間が短くなりますが、元いた場所に戻ることができるので偵察にも向いたスペシャルだと感じました。

ホップソナー

ウェーブを生み出す装置を設置して触れた相手の位置をあぶりだしてダメージを与えます。ジャンプすることでウェーブを避けることができます。チャージャーやスピナー等の動きが遅いブキに付いていました。

キューインキ

相手のインクを吸い込み、一定量が溜まるか、時間が経過すると巨大なインク玉を発射します。向いている方向には最大の防御性能を誇るので、ヤグラなどの進行中に使ったり、味方を守こともできそうです。

メガホンレーザー5.1ch

6つのメガホンから相手目がけてレーザーを照射します。ロックオンしたレーザーはゆっくりと追尾します。発動中もブキが使えるので出し得なスペシャルですね。

カニタンク

連射ショットとカノン砲を搭載したロボットに乗り込みます。正面からの攻撃にはビクともしませんが、代わりに頭と後方は弱点となります。カノンの直撃150、移動モードでのタックルが40とスキのないスペシャルです。移動モードはスプラ2にあった「イカスフィア」でもあり、オーバウォッチのレッキングボールでもあります。

サメライド

一直線に大ダメージを与えながら、任意の地点で爆発することができるサメ。動き出してからは無敵判定が発生しますが、動く前にダメージをくらうとそのままやられてしまいます。非常にコンパクトで分かりやすいので強い印象を受けました。

トリプルトルネード

過去作にもあったトルネードを、コンパクトにしたものを3つ投げます。移動してくる敵に先読みで配置したり、強制的に相手のポジションからどかすことができます。シンプルながらリターンが大きいスペシャルだと感じました。

エナジースタンド

4人分のドリンクを配置します。ドリンクを飲んだプレイヤーは15秒間移動速度上昇、復活時間短縮の効果があります。味方にバフをかける能力は非常に強力なので、見かけ以上に効果の高いスペシャルだと感じました。更に、スタンドは硬い盾にもなるとか…

 

 

※ 前夜祭前のワンショット

 

 

 


 

 

前夜祭を終えて(追記)

全体の感想

参加された皆様お疲れ様です。

24時間テレビで兼近がゴールした頃くらいにフェスも終了しました。

15時くらいに行われた中間発表では「チョキ」チームの優勢が発表され、最後の最後までどのチームが勝つか分からない状況だったと思います。筆者は久しぶりのスプラトゥーンだったので、懐かしいというのが一番の感想でしたが、見やすいUIとゲームの軽さは流石だと感じました。

3の真新しさは感じませんでしたが、地盤が固いゲームなので不満はありませんでした。

フェスの流れやトリカラバトルについて

15時に行われた中間発表の時点で、1位はチョキチームでした。

そこから新バトル「トリカラバトル」が開幕しました。「トリカラバトル」の感想としては、スーパーシグナルを取ることができればほぼほぼ挑戦者の勝利が確定する展開が多かったです。その代わり、スーパーシグナルを取ると3秒間程無防備になるので、1位のチームを2~3人落としたとしても取るのは難しい状況でした。時間配分も理にかなっていると思いますのでバランスは取れていた印象です。

噂の倍々マッチも2回ほど発生しました。どちらも「10倍マッチ」です。残念ながら試合は僅差で負けてしまったのですが…比較的発生頻度は高いのではないかと思います。いうて3時間くらいしかプレイしていないので、製品版ではより多くの倍マッチが発生すると思われます。

武器やスペシャルについて

新武器の弓は癖が強く、ワイパーは偏差打ちが難しい印象です。

過去作からの武器種はどれも安定して強かったです。

筆者は、傘とダイナモとスロッシャーでフェスに参加していましたが、どれも強力だったように思います。「メイン性能アップ」が廃止されたとはいえ、ダイナモローラーは今作も非常に強い印象でした。過去作よりも精度の高い攻撃が必要になったとも言えますが、基本性能の高さとスペシャルのエナジースタンドが破格の強さでした。傘も前夜祭のTOP武器に入れてもいいと思います、サブのスプリンクラーも強力ですし、なによりスペシャルのトリプルトルネードが強力でした。

「52ガロン」も無類の火力を誇っていたように思います。出会いがしらも秒でダウン、急に負けたと思ったら「52ガロン」というほどの瞬間火力は健在です。精度は微妙かもしれませんが、2発確殺のダメージソースは侮れません。

スペシャルに関しては、上記のエナジースタンドとトリプルトルネードが群を抜いて使いやすい印象です。過去作のスペシャルよりもリスキーなものが少なくて、出し得なスペシャルが多いかもしれません。バトル中もスペシャルのお祭りのような状況になって画面が賑やかでしたし…

全体的に『ここがダメだ』という点も無く、完成度の高さを感じる前夜祭でした。

 

 

終わりに

ということで、安定感のあるスプラトゥーンが帰ってきたことに安堵しています。

製品版にはフェス以外にも、ストーリーモードサーモンランもあります。この2つは特に楽しみな要素なので発売が待ちきれません。ストーリーモードではまたタコと戦っているみたいなので、イカタコ戦争は未来永劫続いていくのだろうかとハラハラしますね。

前夜祭のフェス結果は現在集計中とのことなので、公式Twitterの報告が待たれます。筆者の対戦成績では勝ち負け半々くらいだったので、チョキチームにどれだけ迫れたか気になるところです。

 

ということで、スプラトゥーン3前夜祭の記事は以上になります。

製品版がリリース後は、がっつりとプレイする予定です。

” kaminote ” というプレイヤー名ですので、出会ったらどうぞ宜しくお願いします。

 

 

リンク

スプラトゥーン3公式

最新の音楽/サービスに関する情報をメールでお届けする、メルマガ配信を開始しました!

メルマガ登録/解除

最新情報をチェックしよう!