2022年8月9日21時から開始した、9mm Parabellum Bulletの公式生放送「カオスの百年Vol.16」。
今回は、生放送で解禁された情報についてまとめつつ、ニューアルバム「TIGHTROPE」から先行配信された2曲についても触れていきたいと思います。
カオスの百年Vol.16まとめ
①ジャケット写真の裏話

今作のアートワークやミュージックビデオのディレクションを手掛けている河島遼太郎さんを招いた対談が最初の30分で行われました。河島さんが9mmに出会ったきっかけから始まり、アートワークの撮影技法や、ミュージックビデオの撮影についての裏話が盛りだくさんでした。
河島さんが9mmに出会ったきっかけが2017年の9mm,バクホン,NCISの対バンツアー「Pyramid ACT」であることや、初依頼が2018年の15周年Tシャツ画であること。「泡沫」のMVでは、水が入った水槽越しに収録した映像を映すことで水濡れを再現するといった解説がありました。
「TIGHTROPE」のジャケット写真は極彩色をイメージ。
街中で撮影した写真の色情報をひずませる(生放送ではバグらせると表現) ことで9mmらしいコントラストを表現したとのことでした。最終的に河島さんが用意した数枚のジャケット写真から、メンバーが話し合って決めたそうです。メンバーひとりひとりの色を意識して極彩色を表現した河島さん。
赤と青が混ざり合うようで混ざり合わない世界観は非常に綺麗ですよね。
ビルとビルを綱渡りで走破する実話をもとにした映画「ザ・ウォーク」を移動中の飛行機の中で観てひやひやしたという菅原の話も笑いました。
②新アーティスト写真

極彩色を意識した「TIGHTROPE」のアー写も公開されました。
写真撮影は 9mmとの縁も深い Taichi Nishimakiさん。
撮影する瞬間に、Nishimakiさん自身が一瞬動くことでぼかした写真を撮っているとのことです。
河島さんと菅原の2人は、Nishimakiさんの普段の撮影風景も面白いと語っていました。
河島&菅原「ライブだと撮影そっちのけで頭振ってるw」
菅原「ライブを観に来たお客さんよりも手前で一番頭暴れてるから気になる(笑)」
河島&菅原「写真撮れよ!」
Nishimakiさん面白すぎる w
③新曲「Hourglass」「All We Need Is Summer Day」MV公開

本日から先行配信が開始している「Hourglass」「All We Need Is Summer Day」2曲のMVティザーも公開されました。
「Hourglass」はモノクロ一辺倒。極彩色に染まる前のザラザラ感をイメージしているという河島さんの言葉からこの先に色づいていく希望のようなものを感じます。また、この「Hourglass」という曲が9mmの得意とする揺れるリズムなので、アルバム1曲目から拳を掲げたくなるほどに痺れます。
生放送内では、MV撮影を砂丘で行ったという話に―
砂丘でのMV撮影は「Living Dying Message」以来2度目という話になり、その時は浜松市の中田島砂丘で撮影ということを話していました。そういえば筆者の地元での撮影だった!
今回の砂丘は、千葉の館山 “砂山” での撮影だそうです。
「All We Need Is Summer Day」は、前面以外をディスプレイで囲まれたスタジオでの撮影。ディスプレイに映し出された空に浮かぶ9mmメンバーは想像以上に爽快感があります。2分43秒という短い曲ですが、多くの色が飛び交うMVは珍しいので異色の美しさに胸が躍ります。
追記:8月16日にMVのフル尺が公開されました!
④ツアーグッズランウェイ
カオスの百年恒例となった、武田(HERE)、爲川(folca)のランウェイ紹介。
何故か別バンドがドヤ顔で9mmのグッズを紹介する伝説のコーナーです。
大好きなこのコーナー。


ツアーグッズでただのロープを売る9mm好き(笑)
菅原は「ただのロープ」って言ってましたが、それでも普通に実用性の高そうなロープで好き。
これは筆者も欲しい(笑)

完璧なランウェイで笑う。



完全コンプしたくなるガチャ。
菅原の手書きアイテムが一周回って可愛い。
8アイテム全25セットで、スマホクリーナーやキーホルダー等種類もかなり豊富。
「鯛とロープ」という洒落っ気満載の小物がわんさか。
小物を25セットとか力入れすぎぃぃ!
公式サイトではグッズの全貌が掲載されています。

⑤アルバム収録曲について
今回のアルバムは、なんと10曲で35分という短さ!
9mmのアルバムは30分台のものも意外と多いですが、その中でも特にコンパクトなアルバムです。
9月から始まるツアーに触れた菅原は「アルバム通りライブやったら60分余る(笑)」「もうグレイテストヒッツにするしかない!」と語っているので、過去曲満載のライブになること間違い無しです。
逆に、なかなかライブで披露されることの無いレアな楽曲を披露する機会になると思うので、ファンは一層楽しめるライブになるでしょう。逆に考えれば、9mmについてあまり知らない人も往年の名曲を披露してくれる可能性が高いライブなるということです。
これは非常にHOTなライブになることでしょう!
収録曲は、暗い音でも音色まで暗くならないように調整しているというコメントもありました。
リバーブを変えたり、明るい倍音を意識して収録しているとのことです。
過去の「カオスの百年Vol.15」では、特に収録機材を変えていないと9mmメンバーはコメントしています。環境は変えずに編集で色を出しているということでしょうか。
『BABEL』と『DEEP BLUE』の中間に位置するアルバムになるとのこと。
『BABEL』ほど緊張感のある雰囲気ではないものの、柔らかすぎず硬派なロックも保っている。
残りの収録曲が本当に楽しみになる生放送でした。
リリース情報

9th Album「TIGHTROPE」
2022年8月24日(水) Release
1.Hourglass
2.One More Time
3.All We Need Is Summer Day
4.白夜の日々
5.淡雪
6.Tear
7.タイトロープ
8.Spirit Explosion
9.泡沫
10.煙の街
COCP-41808 ¥3,000+税
初回生産分のみスリーブ&フォトブックレット付き
AppleMusic
終わりに
ということで、8月24日の発売まであと2週間ほどとなった「TIGHTROPE」。
当ブログでも、楽曲レビューなどを記事を予定していますのでお楽しみに。
(∩´∀`)∩ それまで先行配信曲を聴きまくって高めるぞぉ!
追記:
↓↓↓ 「TIGHTROPE」全曲レビューの記事をアップしました! ↓↓↓
■ 9mm NewAlbum「TIGHTROPE」全曲レビュー