9mm Parabellum Bulletオンライン配信「Walk a Tightrope Tour 2022 Zepp Haneda」最高でした!

10月2日行われた、9mm Parabellum BulletのTightrope Tour 2022。

「Zepp Haneda」でのライブは同時オンライン配信もあった為、配信で参加することができました。今回の記事は、そんな「Zepp Haneda」でのライブを余すことなく堪能する記事となっています。

セットリストから、ライブの見どころまで深堀しますので是非お付き合いください。

 

■ 9mm Parabellum Bulletについてまとめた記事はコチラ

9mm Parabellum Bulletの魅力を余すことなく紹介するページ

 

Walk a Tightrope 概要

8月24日に発売した9mm Parabellum Bullet 3年ぶりのフルアルバム「TIGHTROPE」を引っさげた全国ツアー。

大阪(ZeppOsakaBayside)→愛知(Zepp Nagoya)→宮城(仙台GIG’S)→東京(Zepp Haneda)→北海道(Zepp Sapporo)と全国を横断するツアーとなっている。大型台風の上陸により9月19日の福岡公演が中止となったため、東京公演でのオンライン配信が決定した。

アルバムが35分という内容であるため、アルバム収録曲以外からも多くの楽曲が披露されるライブとなっている。

ライブ配信とアーカイブ配信が別々のチケットになっており、10月2日のライブ配信にはアーカイブは含まれていない。アーカイブ配信単体を購入した場合は、ライブ最終日以降アーカイブ映像を見ることができる。

 

Walk a Tightrope Zepp Hanedaセットリスト

M1 : Hourglass

M2 : All We Need Is Summer Day

M3 : Supernova

M4 : 反逆のマーチ

(MC1)

M5 : Psychopolis

M6 : 悪いクスリ

M7 : 白夜の日々

M8 : インフェルノ

(MC2)

M9 : 夏が続くから

M10 : Spirit Explosion

M11 : Cold Edge

M12 : 淡雪

(MC3)

M13 : Tear

M14 : タイトロープ

M15 : キャンドルの灯を

M16 : The World

(MC4)

M17 : One More Time

M18 : Black Market Blues

M19 : Termination

M20 : 泡沫

M21 : 煙の街

EC1 : Carry On

EC2 : Talking Machine

 

MCまとめ

 ※ 菅原画伯のセンス光る「鯛とロープ」などの缶バッジ。

MCはVo.菅原卓郎が進行。以降台詞はすべて菅原のもの。

MC1

「(人でいっぱいのホールを見て) ぎっしりだね!あーん!」

「10曲で35分しかないので、他のアルバムの曲が多いけどいいですか!」

「今日はライブ配信もしてます。楽しんでいただければと!」

「(福岡公演が中止したことを語り) 今からでもいけるか!福岡ーーー!」

MC2

「福岡!…あ、違った。東京!」

「札幌は30°くらいあるらしいぜ、羽田も熱かったんじゃないですか?」

「10月だというのにあちゃこっちゃされたら困るわけですよ、夏はずっと続いてもらわないと困るわけですよ。そう思いませんか皆さん!」

 → 『夏が続くから』への繋ぎ

MC3

「こういう景色が見れなくなった状況から、音楽をどうするかをすべて落とし込んだアルバム(TIGHTROPE)。インタビューで話したけど、同じ状況に置かれていた三年間は世界初じゃないですか。だから、タイトロープを聴いて何か共感できることがあるとしたら、俺たちが皆と一緒に同じことを悩みながら過ごしてきたことだ。」

「アルバム聴いてくれた?タイトルになったタイトロープという曲はギリギリで歌入れ前まで滝と調整していたんだけど、なんか今話すのもちょっと恥ずかしいな。今から話すよりもライブを通して伝えていこうと思います。」

「皆さん最後まで聴いてくれますか!」

MC4

「(The Worldを流し轢きし) ついつい遊んじゃったごめんね、楽しくて。これでチューニング狂ってたら馬鹿みたいだからチューニングしますね」

「The Worldは今から15年前にリリースされた曲です。Terminationっていうアルバムに入ってて、今年結成18年ということばかり歌ってたけどメジャーデビュー15周年っていうことに…気付いたんだ。ツアーファイナルの日がdiscommunicationのリリース日なんだよね。札幌はディスコだけでいく?(笑)」

「15年の間に本当にいろんなことがありました。The Worldをこんなにずっと皆さんに聴いてもらえるとは思ってもいなかった。色んなことがあったけど、今日こうやってライブができて本当に良かったです。ありがとう」

「来年は19周年ですって俺たち。Vampireがでて15周年か。9が付いていることに記念日を忘れそうになる俺達ですが、来年ももっと色んなことをやっていきます」

「本当に昔から東京は曲中は盛り上がって、MCは静かなんだよ。拍手がスッと下がるのも早いな(笑) でも、いいんだよそれで。まだまだいけるか東京!いけるかー!!!」

 

 

 

個人的に好きなシーン

反逆のマーチ、クソデカアレンジギター炸裂

反逆のマーチはちょっと前からアレンジギターがリードするようになりましたよね、今回はサポートギターに武田将幸が参加していたので、滝も心置きなく大音量でアレンジを決め込んでました。原曲から逸脱した演奏が聴けるのもライブの醍醐味です。

滝の大好きな高音に歪ませた特徴的な音。そう、クソデカアレンジギターです。

ライブならではのエフェクターを効かせた音は最高です。

「福岡!…間違えた東京ーーー!」

MC1で福岡について吠えた菅原。MC2では足を運んでもらったファンに向けて「福岡!」と間違えて声をかける場面も(笑)

かみじょうのスティック周しと滝の拳上げが炸裂した「Spirit Explosion」

Cメロでは、かみじょうのスティック回しが炸裂。次に打つ間にスティックを回すテクニックは実践でも気分が上がっていないとなかなか繰り出せない技です。これが見れるのは、かみじょうが目を細めながらも気分アゲアゲだったことの表れでしょう。

滝も腕を上げて「うぉぉぉ~」と叫ぶ、これは可愛い。

大暴れの「Cold Edge」

中村さんが魅せた上を指さすパフォーマンスに痺れました。カメラもしっかりメンバーのキメポーズを押さえていることにプロ意識を感じますね。

Cold Edgeの中村デスボイスに被さるようにして、菅原が「福岡―」って叫んだのには中村もビックリしてて笑いました。大暴れの楽曲終盤は、かみじょうが腕をぶん回しながら叩いていたのは圧巻。腕の関節でも外してるんでしょうか…ズームパンチ(jojoネタ)できるかも。

「キャンドルの灯を」はMVでも披露したウッドベース

9mmのライブは何度も機材変えが入って、楽曲毎にあったチューニングの機材に切り替えるんですよね。中村のもとにウッドベースが来た瞬間「キャンドルの灯を」キターーー!と盛り上がるファンの心を感じましたよ。ウズウズしてましたよねあの瞬間。

「キャンドルの灯を」はMVでもウッドベースを披露していることもあり、重厚で包容力のあるベース音がライブハウス内に響き渡りました。腹に響き渡るような重低音を生で堪能したかった!

「The World」で魅せた菅原と滝のコンタクト

「The World」は菅原がアコギを持つ構成になったのも有名です。アコギでちょっとしっとりした雰囲気を出す「The World」も面白い。

特に印象的なのは、滝が「はいどうぞ」というように手を振って、菅原が気持ちよくアコギソロに入る瞬間ですね。

演奏しながらスキップする滝という男

「One More Time」では、メンバーそれぞれが大暴走していて本当に格好良かったです。

菅原もニッコニコ。滝はギターを振り子のように左右に揺らしながらスキップルンルンルン。その後ろで目を瞑って黙祷しているかみじょう(笑) 中村もちょっとニコニコしてて好きなライブ映像に殿堂入りしました。

めちゃくちゃになるのは「Black Market Blues」の醍醐味

演奏もなにもかもグチャグチャになるのがBMBの醍醐味。終盤はギターがぐちゃぐちゃで凄かったんですが、これがライブのいいところ。菅原の笑顔に悩殺された女性も多いことでしょう。

逆に毎回関心するのは、中村さんのハウリング音。

実際にライブを観ていた人は腹に響くほどのハウリングだったと思います。あそこまで綺麗にピンポイントで出せるのは格好良すぎて震えますよ。

『歌ってくれー!』

観客は拍手のみの対応でしたが、心の声が聴きたい菅原は「歌ってくれー!」とTerminationで投げかけました。大きな拍手を聴いて「聞こえたぞー!」と返す菅原。ライブを盛り上げてくれる菅原の一声は最高でした。かみじょうも今まで以上に腕を大きく振って太鼓(ドラム)を叩く!叩く!叩く!もう一度みたい映像です。

Terminationでは、Cメロで慌ててホルダーからピックを掴む滝の姿も確認できました。何回か見たことあるぞこの光景(笑)

「泡沫」で大音量でハモる滝という男

泡沫のライブは初めて見ました。滝の高音のハモリがすごい大音量で、「あれっ、メインパートかな?」と錯覚するほどのリード具合。それにしても名曲。それにしてもハモりでかっ。

滝の良いところは大きな口を開けて、目を瞑ってハモるところですよね。

謎の可愛さがあります。

霧がかかり、一瞬で捌ける演出を魅せた「煙の街」

「煙の街」では霧を噴射する演出で楽曲の世界観を表現していました。霧にライトがあたってなんとも幻想的な世界を生み出しています。

更に、印象的な演出が最後にもありました。それは、演奏終了後メンバーが一斉に舞台袖に捌けるというもの。その速度はライブの終わりと、「煙の街」という独特な世界観を立たせる材料になっていて大きな拍手が巻き起こりました。素晴らしい完成度にパソコン画面の前でスタンディングオベレーションする筆者。それほどです。

「矢沢みたいにこうやる?」

アンコールで出てきたメンバー。

菅原は「矢沢みたいにこうやる?」と腕を掲げて永ちゃんポーズ(笑)

菅原の一声に何故か赤ちゃんばんざいする滝

アンコール「Carry On」での一コマ。

菅原が「心の声を聴かせてくれー!」と全力で歌い上げた瞬間、「わぁぁあ~」とバンザイする滝。前はこんな演出無かったぞ(笑) 可愛いの権化かよwww

その後も、演奏の合間を縫って(演奏しないといけない箇所でも) 赤ちゃんのようにバンザイする滝(笑)

こういうオモチャかな。

転ぶ滝

アンコール「Talking Machine」での一コマ。

安定のマラカスインからの大熱狂。演奏途中、どのタイミングからかは分かりませんがステージの後ろの方で転ぶ滝。カメラさん泣かせの大移動。

赤ちゃんになったかと思えば、立つことを諦めるという暴挙 (笑)

最近の9mmのライブ面白すぎるよ (笑)

そんななか、真剣に音を刻み続ける “かみじょう” と “中村”。

リズム隊が真面目で本当に良かった。

 

 

 

Walk a Tightrope Zepp Haneda感想

 ※ ライブ会場の天井にはロープが吊るされていました。もしや、グッズのロープ?

静かなインストから始まる9mmのライブは新鮮そのもの。暗転から「Hourglass」のギターインが鳴り響いた瞬間ドッと血が沸くのを感じました。

9mmのライブには過去に2回行きましたが、そのときよりも滝がアクティブになっている気がします。コロナによってため込んだものを全て吐き出しているかのようなエネルギーが画面越しでも感じられました。

楽曲と楽曲の繋ぎもスムーズで、演奏で語る9mmの神髄を見れた気がします。

嗚呼、ライブでフロアが振動する感覚を生で感じたかった!

今後のライブは生で観よう。そう誓ったのです。

 

“TIGHTROPE Tour” 凄いライブです。

生で見ることはできなかったけど、ライブ配信はとても充実した時間でした。

観客は声を出すことができない状況でしたが、拍手や手拍子でメンバーに熱を届けていました。感染対策が取られたフロアでも、ここまでの熱を生み出せる9mm Parabellum Bulletという存在。改めて凄いバンドだと確信しました。

10月9日のZepp Sapporo公演の成功も祈っています。

 

それでは、今回の記事は以上になります。

 

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