CDJ2223参加レポート(30日)。22年最大のライブは音楽の歴史を取り戻した瞬間でした。

明けましておめでとうございます。

2023年のHukan Viewは、去年よりも更新頻度高めにターゲットを絞った音楽情報をお届けしていきますので宜しくお願いいたします。

 

ということで、2023年一発目の記事は、昨年の年末に4日間連続で開催された年末恒例ライブ「カウントダウンジャパン2223」に参加してきたライブレポートになります。

 

by CDJ2223 幕張メッセ入り口

筆者はスケジュールの事情から30日のみの参加でしたが、当サイトでもピックアップしているアーティストのライブを目に焼き付けることができました。

当日の筆者の巡り方や、食べた食事、アジカン&9mmの入れ替えエリアの詳細、アーティストのセットリストと感想をふまえて報告させていただきます。

 

30日の参加アーティスト一覧

  • ART-SCHOOL
  • ASIAN KUNG-FU GENERATION
  • ACIDMAN
  • Ado
  • amazarashi
  • 石崎ひゅーい
  • 映秀。
  • &TEAM
  • KANA-BOON
  • 9mm Parabellum Bullet
  • ゲスの極み乙女
  • coldrain
  • 佐野元春 & THE COYOTE BAND
  • SHANK
  • 女王蜂
  • スキマスイッチ
  • CHiCO with HoneyWorks
  • ツユ
  • DISH//
  • XIIX
  • Nothing’s Carved In Stone
  • フレデリック
  • MY FIRST STORY
  • マキシマムザホルモン
  • ヤバイTシャツ屋さん
  • yama
  • Roselia
  • ROTTENGRAFFTY
  • Verxina

 

CDJ2223 30日の出演アーティスト&セットリスト一覧

by CDJ2223 入り口に配置された竹細工職人の作品

※ 公演開始時間順。全3ステージ。

EARTH STAGE

フレデリック (11:10~)

01. MYSTERY JOURNEY

02. KITAKU BEATS

03.オンリーワンダー

04. 人魚のはなし

05. ジャンキー

06. オドループ

07. スパークルダンサー

KANA-BOON (12:15~)

01. ないものねだり

02. フルドライブ

03. ディストラクションビートミュージック

04. シルエット

05. きらりらり

06. まっさら

07. スターマーカー

ヤバイTシャツ屋さん (13:20~)

01. あつまれ!パーティーピーポー

02. 無線LANばり便利

03. 癒着☆NIGHT

04. ちらばれ!サマーピーポー

05. Universal Serial Bus

06. NO MONEY DANCE

07. dabscription

08. ヤバみ

09. ハッピーウェディング前ソング

10. かわE

MY FIRST STORY (14:25~)

01. MONSTER

02. ALONE

03. モノクロエフェクター

04. 猿真似ドロップアウト

05. ACCIDENT

06. I’m a mess

07. REVIVER

08. 不可逆リプレイス

スキマスイッチ (15:30~)

01. ゴールデンタイムラバー

02. OverDriver

03. 奏 (かなで)

04. up!!!!!!

05. Ah Yeah!!

06. 全力少年

DISH// (16:35~)

01. No.1

02. Get Power

03. DAWN

04. Loop.

05. 愛の導火線

06. JUMPer

07. 勝手にMY SOUL

08. 猫

マキシマムザホルモン (17:40~)

01. 鬱くしきOP~月の爆撃機~

02. 鬱くしき人々のうた

03. 「F」

04. maximum the hormine Ⅱ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~

05. 中2 ザ ビーム

06. ロック番狂わせ

07. 糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー

08. メス豚のケツにビンタ(キックも)

09. 恋のスペルマ

ASIAN KUNG-FU GENERATION (18:45~)

01. Re:Re:

02. リライト

03. ソラニン

04. You to You

05. 出町柳パラレルユニバース

06. 君という花

07. Be Alright

Ado  (19:50~)

01. 逆光

02. うっせぇわ

03. 私は最強

04. リベリオン

05. ウタカタララバイ

06. Tot Musica

07. 世界のつづき

08. 行方知れず

09. 千本桜

10. 踊

11. 新時代

GALAXY STAGE

yama (11:00~)

01. 色彩

02. あるいは映画のような

03. a.m.3:21

04. 春を告げる

05. 麻痺

06. くびったけ

07. 世界は美しいはずなんだ

ゲスの極み乙女 (12:05~)

01. crying march

02. パラレルスペック

03. ロマンスがありあまる

04. 猟奇的なキスを私にして

05. 颯爽と走るトネガワ君

06. キラーボール

07. もう切ないとは言わせない

&TEAM (13:30~)

01. The Final Countdown

02. Scent of you

03. バズ恋

04. Melody

05. Under the skin

amazarashi (14:15~)

01. 感情道路七号線

02. 火種

03. 境界線

04. アオモリオルタナティブ

05. 命にふさわしい

06. 空に歌えば

07. 独白

9mm Parabellum Bullet (15:20~)

01. Hourglass

02. One More Time

03. Black Market Blues

04. 名もなきヒーロー

05. All We Need is Summer Day

06. The Revolutionary

07. 新しい光

08. Punishment

ACIDMAN (16:25~)

01. 夜のために

02. FREE STAR

03. Rebirth

04. 赤橙

05. ALMA

06. ある証明

女王蜂 (17:30~)

01. MYSTERIOUS

02. 火炎

03. BL

04. KING BITCH

05. 催眠術

06. PRIDE

07. バイオレンス

08. Introduction

ROTTENGRAFFTY (18:35~)

01. ハレルヤ

02. 秋桜

03. STAY REAL

04. THIS WORLD

05. ハロー、ハロー

06. D.A.N.C.E.

07. 金色グラフティー

coldrain (19:40~)

01. The Recelation

02. F.T.T.T

03. PARADISE(Kill The Silence)

04. CALLING

05. Cut Me

06. No Escape

07. “The Enemy Insede” Medley

08. Before I Go

09. Final destination

COSMO STAGE

Verxina (10:10~)

01. 88 ‘SuperCar

02. サーチライト

03. Seaside

映秀。 (11:00~)

01. 脱せ

02. 星の国から

03. 新曲

04. My Friend

05. 喝采

06. よるおきてあさねむる

CHiCO with HoneyWorks (12:00~)

01. リベンジゲーム

02. 醜い生き物

03. 世界は恋に落ちている

04. 決戦スピリット

05. 我武者羅

06. プライド革命

石崎ひゅーい (13:00~)

01. 花瓶の花

02. カカオ

03. さよならエレジー

04. 夜間飛行

05. ファンタジックレディオ

ART-SCHOOL (14:00~)

01. ロリータ キルズミー

02. Forget the swan

03. Chelsea Says

04. Just Kids

05. スカーレット

06. あと10秒で

07. FADE TO BLACK

Roselia (15:00~)

01. ROZEN HORIZON

02. R

03. Song I am.

04. PASSIONATE ANTHEM

05. FIRE BIRD

SHANK (16:00~)

01. Surface

02. 620

03. Hope

04. Life is…

05. Departure

06. Karma

07. Take Me Back

08. Good Night Darling

09. High Tide

10. Set the fire

11. submarine

佐野元春&THE COYOTE BAND (17:00~)

01. La Vita e Bella

02. 銀の月

03. 夜空の果てまで

04. 愛が分母

05. 純恋

06. アンジェリーナ

XIIX (18:00~)

01. アカシ

02. Life is Music!!!!!

03. まばたきの途中

04. 新曲

05. スプレー

06. ユースレス・シンフォニー

ツユ (19:00~)

01. 強欲

02. デモーニッシュ

03. 過去に囚われている

04. くらべられっ子

05. あの世行きのバスに乗ってさらば。

06. 終点の先が在るとするならば。

07. いつかオトナになれるといいね。

08. やっぱり雨は降るんだね

09. ロックな君とはお別れだ

Nothing’s Carved In Stone (20:00~)

01. Out of Control

02. Isolation

03. Brotherhood

04. Pride

05. Fuel

06. Spirit Inspiration

07. Like a Shooting Star

08. Shimmer Song

 

 

 

CDJ2223 30日ライブレポート

by CDJ2223 筆者の当日のタイムスケジュール

当日は15アーティストを観ることができました。

狙ったバンドは全曲観るようにして、時間が許す限り被っている時間のアーティストの場所へ向かって1曲でも聴けるようにと動きました。

一日の移動歩数は2万歩弱でした。ディズニーランドくらいは歩いたような気がします。

①yama

参加:全曲

感想:yamaの音楽はテレビやYouTubeなどで聴いていましたが、ライブは初めてだったのでワクワクしながら公演を待っていました。

ライブスタートからyamaの独特な世界観が解放されていましたが、1曲目の『色彩』では少し緊張しているようで声のブレが気になるスタートでした。しかし、『あるいは映画のような』では完全復活。素晴らしい音の完成度を魅せてくれました。

『春を告げる』や『世界は美しいはずなんだ』ではその世界観にグッと吞まれ、自分のCDJの始まりを彩ってくれました。荷物を預ける場所から入ってすぐのGALAXY STAGEで演奏しているため、11時台のスタートと同時に多くの人が足を止めて観ている印象です。

今まであまり聴いてこなかったアーティストですが、最近ではテレビやSNSで見かける機会も増えた話題のアーティストyama。このライブを通して「ちゅきぃ…」の声を漏らすことになっ筆者。追いかけるアーティストがまた増えました。

②フレデリック

参加:終盤2曲のみ

感想:yamaのライブが終わり、同時並行で演奏中のEARTH STAGEに向かいました。フレデリックの演奏に途中参加でき、終盤の『オドループ』『スパークルダンサー』のライブを観ることができました。

陽気なダンスミュージックから、聴かせる楽曲まで幅広いジャンルを持つ彼ら。終盤は王道の2曲を披露したこともあり、ステージ終盤では踊り狂う若者の姿も確認できました。

フェスが帰ってきた…2曲を聞いただけでも音楽の祭典の再来を感じます。新型コロナでステージ数が1つに減っていた過去のライブでは到底感じられなかった躍動がありました。

③ゲスの極み乙女

参加:全曲

感想:フレデリック後は12時台に狙っていたゲスの極み乙女のエリアにフル参加。結構前の方まで行って、メンバーの顔をがっつりと眺めてきました。

メンバー紹介をしっかりと最初に行う丁寧さを忘れない、バンドとしての立ち位置をしっかり理解している振る舞いは流石です。

超高速の早口言葉が飛び交う『パラレルスペック』では一切噛まない川谷に驚愕しながらも、音楽隊の演奏力の高さに脱帽しました。やはり音のクオリティは高いバンドだなと再認識。

MCでは、Ba.休日課長が「今年こそ結婚したい」という願望を吐露 (笑)

川谷が「クロちゃんが結婚できて、課長が結婚できないのはおかしい!」と時事ネタも披露しオーディエンスを沸かせました。MCも笑わせにくるゲス極らしい雰囲気で進行しながらも、『もう切ないとは言わせない』ではしっとりと締める構成。最後まで聴けて良かったと思えるライブでした。

聴かず嫌いで疎遠している方が多いアーティストですが、素晴らしいアーティストの一つです。

④KANA-BOOM

参加:終盤1曲のみ

感想:ゲスの極みからステージ移動した結果、最後の1曲だけ参加することができました。

『スターマーカー』はヒロアカで聴いていたので知っていました。スポットライトやステージライトも相まって眩しいステージのなか、メンバーが身振り手振りでガッツリと動くパワフルさも感じるステージです。

KANA-BOOMのライブは初めて拝見したのですが、自然と身体が動くような明るくて楽しいライブで素敵な印象を受けました。

⑤ヤバイTシャツ屋さん

参加:7曲目まで聴いてART-SCHOOLへ移動

感想:我が地元、静岡県浜松市の親善大使を務めているDr.もりもりもとがいるバンド!ということで初めてライブを拝見しました。今まで何回か機会はあったのですが、他のバンドを見に行っていたのでこれが初でした。

MCでは、メンバーから「浜松市の親善大使務めてるってのは嘘で~」のくだりがありましたが、オチ通り盛り上がっているのは地元民だけだったのかもしれない(笑)

演奏について、このバンドはもう多くを語らずとも凄い。何が凄いって、楽器を置いて歌い出すほどに自由。そして、声出せないと思うけどとかMCで言っていた割に「踊れ~!叫べ!」と煽るのがツボ。

初見でも、昔からのファンも、参加した人全員が踊ってトベる異次元空間でした。

⑥ART-SCHOOL

参加:全曲

感想:ART-SCHOOLは木下の体調不良があって2年近く活動を休止していましたが、今年の新譜リリースを境に音楽活動を再開。リリースツアー後のフェスともあって、参加できていなかった多くのファンが詰めかけるほどに盛況でした。

CDJは4年ぶりの参加ということで、並々ならぬ思いがあったことでしょう。

筆者は、木下・戸高・中尾・藤田の4名の顔がしっかり見れる距離に陣取ることができて感無量。リハで1曲弾いているときから、「ART-SCHOOLです。ありがとう。」と声を出すリッキーの姿に泣きそうになりました。

1曲目『ロリータキルズミー』の演奏と同時に湧き上がる歓声。数年前のライブでは、声を出すのも精一杯という状況だったリッキーが、CD音源に近いほどまで精密な声を響かせています。これには驚いたファンも多かったのではないでしょうか。

『Forget the swan』のメロが流れてからは静かに燃える歓声が沸き起こり、拍手や手を上に挙げて演奏に答えるファンの姿も更に増えました。これは、メンバーも感無量な光景だったことでしょう。

戸高のMCでは、リッキーの体調不良に触れながらART-SCHOOLの復活が宣言されました。そこから続く『スカーレット』『あと10秒で』『FADE TO BLACK』は、古き良きARTのライブを思い出す選曲で、ジーンとくるものがありました。

⑦amazarashi

参加:終盤2曲

感想:ART-SCHOOLのライブ後すぐに横のamazarashiへ移動しました。

amazarashiはロストボーイズの愛知公演に足を運んでいたので、セトリは大体予想できました。しかし最後の最後に『独白』を披露。秋田ひろむの声がフロアを包むように鳴っていて、垂れ幕の映像と共に重低音が響き渡ります。

ライブでは『独白』を披露すること自体珍しいため、この完成度の高さには腰が抜けるほどの衝撃を受けました。自分の横にいるカップルは『独白』を知らないようで、なにこの曲といった会話をしていましたが、これこそCDJ2223で魅せた究極の感情吐露であったと思います。

終盤に向けて盛り上がる楽曲と最後のコーラスはCD音源を凌駕しており、身体に突き刺さるような轟音はライブでしか味わうことができない体感でした。

轟音と喪失感を全面に出した楽曲ですが、終わったあとの崩れ落ちるような衝撃は、amazarashiをあまり聴いていない人のも刺さったようです。若い女の子たちは泣きながら「超良かったー!」とはしゃいでおり、コアなファンである筆者は満面の笑みを浮かべるのでした。

⑧MY FIRST STORY

参加:終盤2曲

感想:兄貴のバンドはよく聞くのだけれど、Hiroのバンドは実はあまり聴いておらず…聴くチャンスを逃すまいとamazarashiから全力ダッシュで向かいました。

終盤2曲『REVIVER』『不可逆リプレイス』を聴くことができまして、知った2曲に筆者もノリノリのノリスケさんでした。(どゆこと?

優しさがありながらマイルドな声質を持つHiroがステージ上で激しく動き回る姿を見て、男の筆者でも「かっこ可愛い」と声が出るほどのパフォーマンス。セトリを見る限り激しい楽曲で構成されているため、時間が限られたフェスならではの姿が見れたのではないかと思います。

身体を分身させて観たい3バンドが揃う14:00台のライブでした!

⑨9mm Parabellum Bullet

by 9mm開始前
by 筆者は13列目でした

参加:全曲 (優先入れ替えエリア)

感想:そして、9mmの時間がやって参りました。ドキドキの入れ替えエリア入場です。

入れ替えエリアは13列目でした。それでも、メンバーとの距離の近さを感じるほどの迫力。本当に入れ替えエリア当たってよかった!嗚呼、ありがとう!

今年のライブ構成で主力となっている『Hourglass』『One More Time』『Black Market Blues』『名もなきヒーロー』の4曲を一気に演奏し、身体が震えるほどの轟音を体感して立っているのもやっとの興奮を覚えました。

卓郎の「All We Need is Summer Dayは声を出すことを想定した夏曲です。こんな時期だから声を出すことができないけれど、来年こそは皆で声を出して合唱しましょう」という旨の言葉と共に始まった『All We Need is Summer Day』の圧巻のクオリティ。生でしか体感できない身体に叩きつけられる音の波動を全身で浴びて腕が自然と上に上がります。

『The Revolutionary』『新しい光』『Punishment』と続いた終盤の名曲チューンの数々に、自分たちがいた前方エリアのみならず、遠く後ろの空間からも盛大な拍手が巻き起こるライブとなりました。

久しぶりに9mmのライブに間近で参加できて、一生記憶に焼き付く演奏がそこにありました。

CDJでも9組目に観ることができたアーティストということもあり、19年目の節目である2023年のスタートに運命を感じてしまいます。

⑩ACIDMAN

参加:全曲

感想:9mmの大轟音で脳がやられていたため、ACIDMANまでレッドブルを呑みながらまったり待機。ACIDMANのライブにはフル参加することができました。

『夜のために』で始まったライブは、終盤の『ALMA』でスマホのライトを星に見立てて会場全体でひとつの世界を生み出していました。「スマホの電池が気になる人は無理に付けなくてもいいからさ!ね!」と言う大木さんも良い人柄だぁ!

MCでも大木さんが言っていたさいたまスーパーアリーナで行われたライブ「SAI」は、AmazonMusicLiveで無料配信中です。筆者は既に視聴済みですが、まだ観ていないという方はチェックしてみてください。

⑪DISH//

参加:終盤2曲

感想:ACIDMANのライブ終了後、同時刻にライブ中のDISH//に走りました。

なんとかEARTH STAGEにたどり着き、「勝手にMY SOUL」と「猫」の2曲を聴くことに成功。なにより、生で北村匠海を見ることができたのが感動。

家族で匠海くんを応援しているので、あいみょん提供の「猫」をしっかり聴けたのは嬉しかったです。

昔は音楽活動について悩んでいた匠海くんも、今では自身を持ったアーティストの顔になってライブをしています。その姿を拝むことができただけでも感無量というか…普通にファンの目線になってしまいますね (笑)

⑫マキシマムザホルモン

参加:全曲

感想:そして、ここからはEARTH STAGEがバケモノ級のアーティストが連続して登場します。DISH//の次にEARTH STAGEに登場したのはマキシマムザホルモンです。

私がまだYahooでブログを書いている時代、ホルモンもピックアップアーティストとしてずっと情報を追ってきたアーティストですし、昔のアルバムからずっとCDを購入している大ファンです。

そんなホルモンですが、CDJのセトリは新旧を織り交ぜた実に熱量の多いライブとなりました。

『鬱くしき~』でスタートしたライブは、次にステージに出てくるAdoの『うっせぇわ』をネタにしながらメンバー同士で熱いトークバトルを繰り広げました。まさに、ホルモンのライブの美味しい出汁がびっしょりの展開で、観に来たファンもニッコリです。

筆者は腰痛持ちなので、ヘドバンしていない自分が浮きに浮く!あんまり前にいかない方が良かったかもと思いながらも、腰ヘコさせてなんとか凌いできました。ふぅ~!

その後、2度目のMCでは2022年に亡くなられた “アントニオ猪木” さんの追悼が始まり、まさかの猪木さんリスペクトシリーズに突入! 長らく歌われてこなかった名曲『ロック番狂わせ』に『糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー』を披露するという、ファンには嬉しいサービスがありました。

ナヲとダイスケはんの『アジカンさんちょっと押すわ~~~~!』にも爆笑。

やっぱり、フェスのホルモンは強い。そう確信した30分です。

⑬ASIAN KUNG-FU GENERATION

by アジカン開始前の入れ替えエリア内①
by アジカン開始前の入れ替えエリア内②
by 筆者は10列目でした

参加:全曲 (優先入れ替えエリア入場)

感想:我らがアジカン、静岡の誇り堂々たる登場です。筆者は9mm同様、優先入れ替えエリアが当選していたので、10列目にスタンバイしてその時を待ちました。

アジカンの入場と共に沸くEARTH STAGE。俺も精一杯の黄色い感性でメンバーを迎えました。

始まった『Re:Re:』はまさに圧倒的なクオリティ、そこから繋がる『リライト』で会場の一体感を更に強めていきます。ふと後ろを振り返ると壁際まで人がパンパンに入っていたので、前方入れ替えエリアが当選して本当に幸せ者だなぁと実感しました。

『リライト』では、Cメロの部分でゴッチのマイクパフォーマンスが炸裂!

「今はこんな状況だから声を出すことはできないけど、これくらいならいいんじゃないか?」と超小声で「芽生えてた感情切って泣いて」「所詮ただ凡庸知って泣いて」をオーディエンスに煽ります。一気に心を掴んだライブは、その後『ソラニン』『You to You』と駆け抜けていきます。

筆者が心から待ち望んでいた『出町柳パラレルユニバース』も、ライブはとにかく最高でした。喜多さんが魅せるコケちゃう素振りをするパフォーマンスや、山ちゃんと伊地知さんの真剣に演奏しきる姿そのすべてが最高です。

最後は新曲やりますというMCから『Be Alright』を披露。フェスでは披露されていなかったアルバム最終曲ということで、一体感のある雰囲気のなか幕を閉じました。

アジカンのライブは何度行っても完成度が高いものです。最高でした。

⑭ツユ

参加:終盤1曲途中のみ

感想:顔を映すことなく活動されているツユさんも、最終曲に間に合いました。本当に少しだけしか観れなかったので詳細は語れませんが、Adoのように顔を出さない活動のなかでも普通に中の人がライブ上に出て歌うのは珍しい気がします。

CDJ2223のライブ写真を確認しても、ちょうど顔の部分だけ隠しているんですよね。気になるアーティストなのでもっと見たかったものです。

⑮Ado

参加:全曲

感想:EARTH STAGEの大トリを飾ったのはAdoです。

いまさら説明がいらないほどに有名な歌い手となったAdoですが、今年から精力的なライブ活動を始めているようです。まさか、Adoのライブをこの目で見れるとは思いませんでした。

ステージにはすりガラスの四角い囲いが登場し、その中でAdo本人が歌っているようでした。自分が見た位置からは四角い囲いの中で黒い影が動いているくらいしか確認できませんでしたが、実際にAdoがステージにいるとおもうだけで興奮します。

すごいのはその歌唱力の高さです。『逆行』『うっせぇわ』『私は最強』『リベリオン』『ウタカタララバイ』という超人気ナンバーが連続で歌いながらも、CD音源と同じほどの歌声が響き渡ります。

CD音源なんじゃないかと錯覚するほどに上手かったのですが、息継ぎやドスの効いたうねりの部分がCD音源よりもパンチがあったので生歌なのは間違いなかったです。これは凄い、筆者がジョジョ4部の吉良吉影だったら余裕で勃起していました。

曲と曲の繋ぎが長く、無音の状態が続く構成だったのは気になりましたが、MCでAdoの声を聞いた瞬間にHOTな歓声が巻き起こりました。これはロックバンドファンのオーディエンスも生唾呑んだことと思います。

Adoはその後も、『Tot Musica』や『千本桜』『踊』『新時代』という超人気ナンバーを全11曲披露。

筆者はCDJ2223に行くまではAdoの曲をほとんど知らなかったのですが、ライブに行って改心しました。これは評価されて当然のアーティストだ、20歳のこれからの成長が楽しみでしょうがない…と。

今回のカウントダウンジャパンで、一番の収穫だったのはAdoだったかもしれない。マジでそれほど衝撃のライブでした。

 

 

 

CDJ2223 購入したグッズや食事

購入したライブグッズ

by CDJ2223

購入したのは、カウントダウンジャパンのタオルとリストバンドの2点です。

アーティストグッズを沢山買うだろうと思ったので、最初の荷物入れのバッグを1500円の記念バッグにしたのですが、当日はやはりグッズを買う時間なんてほとんどありませんでした。

アーティストグッズは買えませんでしたが、タオルは汗を拭くのにも役立ちましたし、リストバンドも王道の形で良かったかな。

….というより、これくらいしか当日購入で買えるものがありませんでした。

元々、カウントダウンジャパン限定アイテムは購入する予定じゃなかったので、予約注文も一切していませんでした。しかし、ライブに来ると心が揺れ動いて結局欲しくなってしまうんですよね。

 

食事について

by CDJ2223

昼は「熟成牛 夢は正夢」のハラミステーキ丼を食べました。

自分以外にも誰かいたら席も確保しやすかったのですが、一人だと長時間席を取るのも悪いと思って「即食って、即立ち上がる」というスピード飯で胃に収めてしまいました。

ステーキは柔らかくて、とても美味しかったです。

 

その後、3種類のレッドブルを呑み、「UKFC KOGA」でART-SCHOOLの木下理樹モデルのジンである「ジンリッキー」というカクテルも飲みました。これはTwitterでは言わなかったし、画像も取り忘れちゃってます(笑)

リッキーと同じ飲み物を呑めて、ファンとしては最高の瞬間でした。

この二人がライブ終わりに飲む光景もまたよし!最高かよ!

 

全体的に食事は、どれも美味しそうでした。4日間カウントダウンジャパンに参加した人は、Twitterで串に刺したハムを毎日食べていたみたいです。あのお店もすごい人でした。はっは~食べれば良かったも!!!

by ソノダマン様

 

おわりに

ということで、2023年の最初の記事はCDJ2223の記事でした。

カウントダウンジャパンは、また大きなステージを3つに増やすことができて徐々に過去の姿を取り戻しつつあります。

2023年の年末には、みんなで声を出して音楽を共有できる日が来ることを願います。

 

そして、今年は既に参加が決定しているライブとして、「THE BACK HORN~マニアックヘブンVol15」「ONE OK ROCKツアー」「BUMP OF CHICKENライブ」があります。

どれも楽しみですが、その前に1月8日にはハリーポッターの舞台と、中村佑介展に行って来ます。

 

去年は当サイトを運営開始したり、会社をやめてフリーになったりと色々な決断がありました。

今年は、その決断を成功させるために精一杯活動する年にしたいと思います。

この記事を見てくださった方も、今年一年が希望に満ち溢れた年でありますように

 

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

以上です。

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