4月25日(火)にPeople In The Boxが新曲『旋律をほどく話』のティザー映像を公開しました。
一昨年のライブで披露された未発表曲に近い構成だったこともあり、多くの未発表曲がある彼らが温めた新曲リリースに期待が高まります。また、28日に同曲が収録されている通算8枚目のアルバム『Camera Obscura』のリリース情報も公開。
本記事は、People In The Boxのニューアルバム情報および『旋律をほどく話』のMVについてまとめます。
>> People In The Boxを詳しく解説しているページはこちら
8thアルバム『Camera Obscura』

収録曲
1. DPPLGNGR
2. 旋律をほどく話
3. 戦争がはじまる
4. 石化する経済
5. スマート製品
6. 自家製ベーコンの作り方
7. 中央競人場
8. 水晶体に漂う世界
9. カセットテープ
リリース内容
タイトル:Camera Obscura
価格:3,000円+税
品番:BXWY-033
CD通販:2023年5月9日(火) 20:00~
CD会場販売:2023年5月21日(日)~有楽町ヒューリックホール東京公演以降の物販にて
配信:2023年5月10日(水) 0:00~ 各種配信サイトにて
期間限定特別販売(受注販売)について

15th anniv. Camera Obscura カセットテープ&プレイヤーセット
[販売内容]『Camera Obscura』全曲収録カセットテープ
&ポータブルプレーヤーセット(簡易イヤホン付属/ポーチ入り)[販売方法]
People In the Box Official Web Shopのみにて https://pitb.stores.jp/
第1弾・受注受付期間:05/09(火)20:00 〜 05/14(日)23:59
[発送:06/29(木)以降順次発送予定]
第2弾・受注受付期間:05/21(日)12:00 〜 07/09(日)23:59
[発送:08/24(木)以降順次発送予定]
※第1弾受注受付は数量限定販売
(受注受付締切日時前でも、規定上限に達し次第、受注受付終了します)
※詳細は通販サイト内でご購入前に必ずご確認ください。
■ 品番:BXWYT-033
■ 価格:9,000円(税込) + 送料別途
■ 初回発売日:2023年5月9日(火)~
感想
前作「Tabula Rasa」から約4年ぶり、
通算8枚目のアルバム「Camera Obscura」が完成&リリース決定!CDはライブ会場販売及び
@People In The Box公式
People In The Boxオフィシャル通販サイトで販売します。
とうとう温めていた9曲を収録したニューアルバムの情報が解禁となりました。
今回のアルバムには、2021年のライブから度々ライブで披露されていた未発表楽曲が収録されています。MVが公開された『旋律をほどく話』の原型に至っては2年前のライブから披露されているということもあり、ファン待望のアルバムになることでしょう。
特に完全受注生産版は、「Camera Obscura」仕様のカセットテープと備品がセットになった豪華仕様となっています。価格はアイテムが付属したことで高価ですが、ファンとしては必ず手に入れておきたいものです。
カメラときたら、次はカセットテープ。ここまでオールドアイテムが映えるアーティストも珍しい。
筆者も受注受付が開始する5月9日の20:00になったら即予約したいと思います。
とはいえ、アルバムタイトルの「Camera Obscura」は、カメラの原型ともいえる箱に穴を通した古の投影機です。小さな穴 (ピンホール)を開けることで一点を通る光線のみを抽出し、その抽出した光を平面に投射するために物体が上下逆さまに投影されます。転写が有名ですよね。
そういう原理や、科学的な見解が楽曲モチーフに組み込まれることが多いため、People In The Boxの世界観に深みを増すはずです。
新曲『螺旋をほどく話』
MV
歌詞
※ 正式発表後に公開予定
感想
波打つような旋律に、Vo.波多野特有の緻密な韻踏みが散りばめられた特徴的な楽曲です。
遠くへ連れて行ってくれそうな伸びのあるリズムでありながら、楽曲全体の調性が取れていて素晴らしいの一言。白を基調とした前半から、控えめながら心の落ち着く色合いが映える後半へと移り変わる映像も実にPeople In The Boxらしいと評価できます。
映像監督の朝田洋介さんや、ディレクターの鳥居洋介さんの楽曲イメージがぴったりとハマっている映像だと感じました。シンプルながら「正解」を突き付けられているような、誰もが納得できるMVです。
MVのCメロ部分は、ピンスポットにあたる各メンバーが映し出されます。これは、オブスキュラのピンホールスポットをイメージしているのではないでしょうか。
歌詞は、波多野らしい意味のあるようで韻踏みに重点を置いた構成です。ヴァースを重ねてから柔らかなブリッジがある構成は、実に彼等らしい。コーラス部分は、その名の通り合唱できそうなコーラスですよね。
タイトルになっている螺旋とは「ぐるぐると巻いている形状」のこと。その形状をほどくとは一体どういうことなのか。これに感じては波多野ワールドが全開だと思うので、楽曲リリースまでに考察しておきたいと思います。
15th anniversaryライブの名称変更&追加公演決定

5月終わりからスタートとなる15th anniversaryライブ。
アルバムのリリースと共にライブ名称も『15th anniversary -People In The Boxの大団円~『Camera Obscura』release tour~』に変更されました。
タイトルが長いのは気になりますが、追加公演情報はファンにとって嬉しいところです。7/22(土)の有楽町 ヒューリックホール東京公演が追加され全11公演です。
筆者は、6月2日の愛知 名古屋CLUB WUATTRO公演に参加します。
チケットのダウンロードも先日行えるようになったので、スマホにチケット情報が入っているんです。データチケットでも嬉しさ溢れます。
ライブ情報も当サイトで更新予定なのでお楽しみに。
おわりに
楽曲リリースと同時期に、アルバム収録曲のレビュー記事を上げさせていただきます。
それまでは、People In The Box公式やメンバーのTwitter更新を見ながら、ニューアルバムに想いを馳せたいと思います。
この記事を読んでくださっている方も、各メンバーの発信する情報は楽曲のイメージを駆り立てるものばかりなのでぜひチェックしてみてください。